今日ご紹介するのは、国道8号線の倶利伽羅峠近く、地名で言えば河北郡津幡町になりますが、この「茶房雲海」は今までに紹介したお店の中でも非常に行くのが難しいお店かもしれません。しかし、そうまでして行く価値のあるお店とも言えるでしょう。ここをご存知の方はあまりにも素敵な隠れ家なので、あんまり紹介して欲しくないかもしれませんが、敢えて情報を公開したいと思います・・・
(今回は写真盛りだくさん。計23枚もあります。順番にご紹介していきます。)
■お店の立地・外観など
わかりやすい行き方は、8号線を津幡方面に向かい、富山へ行く為に直角に折れ曲がる交差点(刈安交差点)を越えたすぐの道を右折。そのまま1kmほど進むと次のような看板が田んぼ沿いの道路の中に現れます。

あたりは里山の風情。山に囲まれた田んぼのある村が点々と存在しています。

もう2〜3週間ほど前だったら紅葉も見頃だったでしょう。今ではすっかり冬の野山です。そして、この道をしばらく行った集落の中にまた看板がありますので、そこの脇道を上がって行ってください。ちょっと細い私道のようですが、大きい車でも行けましたので大丈夫です。駐車場はお店の前とちょっと下った辺りに数台。まぁ、困ることはないと思います。

本当に普通の民家みたいです。母屋がお店になっています。商い中という看板があるからお店だとわかるくらいです。営業時間は、午前11時〜午後7時まで。カフェとしても利用可能です。
■お店の内装・雰囲気
各部屋が純和風の個室になっていて、そこでお食事、お茶などをいただきます。これなら子供連れの方にも良いですね。それぞれの部屋も少しづつ意匠を凝らしてあるようです。僕が訪れた部屋は「朱壁」の素敵な内装でした。だけれど、豪華絢爛という感じではありません。なんとも表現しづらいのですが、知り合いの家でもてなしを受ける感じ、と言いましょうか、このくつろぐ感覚は他のお店、というようなところはちょっと違って、なんだか「遊びにきたよ〜。」と言ってしまうぐらいのんびりできるのです。冬で寒いですが、お部屋にはストーブが炊いてあり暖かいです。僕はストーブの前に長いこと足を出してあったまっていました。

外にある障子を開けると・・・
ちょっと素敵なお庭があります。暖かい季節には、この戸を開け放って、優雅に食事をいただくのもいとをかし。低く上手に保った松があります。ここのご主人の本業は造園業らしいです。きっとご主人作のお庭なんでしょうね。
■さて、食べませう!
このお店は、昔ながらの古民家を利用していますが、出てくる食べ物は「中華」をベースにしています。飲茶を楽しめるお店になっています。今日注文したのは、写真にある「藤又定食」と単品ちょっと。どんなお料理が出てくるのでしょうか。

まずは定食のメニューのひとつ「角煮と野菜ドレッシング」。これは前菜のようにすぐ出てきました。角煮は冷製ですが、ふんわりと良い招興酒の香り。味もなかなかさっぱりしてしつこくないです。野菜と一緒にいただくとなんとも美味しいものです。

角煮と同じく出てきたのは、「あげ豆腐」。これは中華と言うより、純和風。揚げだし豆腐のような、これまた優しい味わいのお料理。本当に知り合いの家でご馳走になっている気分になってきます。

単品で頼んだ「自家製焼豚」。ちょっと角煮とかぶったかな、と思いましたが、こちらもなかなか美味しい。柔らかくて、お肉の味がします。


水餃子。定食についてきたものなので、3個しかありませんが、皮がもっちりとして旨いです。少し甘い特製ダレで召し上がります。小鍋に入ってでてきます。

水餃子追加写真です。

このお店自慢の「黄金餃子」。なんと金箔が乗っています。手前にあるお茶は、日本茶に見えますが、餃子が出てくるときに別に供された「中国緑茶」です。こうやって飲茶を楽しむ趣向ですね。

やや黄身がかった皮は、卵か何かをつなぎに使ってあるのでしょうか。こちらももっちりとした食感です。そして餡も少し変わっていました。豚肉、にら、卵、そしてエビが入っていました。う〜ん、ここでしか味わえない餃子かもしれませんね。素敵です。定食には3個とありましたが、ひとつオマケしてもらえたみたいです。

お次に出てきたのは、「きのこご飯」と、「ゆば汁」。最初見たときはみそ汁かと思いましたが、ゆばが沈んでいました。きのこご飯は、素朴でありながら、しっかりとした旨味が出ており、これまた大変美味しいです。ゆば汁もこのご飯にぴったりと合っており、お箸が止まりません・・・(笑)

これは単品で注文した「エビのマヨネーズ和え」。エビは、揚げてあるのではなく、さっと湯通ししてあるだけ。生に近いプリプリの食感で、エビが好きな人にはたまりません!はるさめ胡瓜と一緒にタレをつけて召し上がるとさらに美味しいです。

最後に出てきたのは「まるごとかぶ蒸し」。大きいかぶを丸ごと蒸し上げてあり、芯の部分に甘めの柚子味噌を詰めてあります。

柚子の香りがほのかに漂う風味はまさに絶佳。おでんの大根を思わすような柔らかさと、かぶの美味しい歯触りがたまりませんね。これはいかにも冬らしい。

追加で頼んだデザートは「ガトーショコラ&チーズケーキ」のセット。どちらも甘くてとても美味しかったです。お腹いっぱいになります。そしてゆったりとした気分になります。

食後に、中国緑茶をサービスしてくれました。別にお湯をポットで出してくれたので、何杯かおかわりできます。女将さんありがとうございます。
■総評
このお店は他の誰にも邪魔されず、本当にくつろげる空間。お店と書きましたが、お店という感じではなく、ここはまさしく究極の我が家のようです。雰囲気でお料理がどれほども美味しくなるか、ということが非常にわかる空間です。お料理は美味しいですが、家庭の味に近い、それがまたこのなんともいえない空気感を生み出しており、このロケーション、この家屋、この部屋の雰囲気とあいまって、絶妙なサービスを提供できているのだと思います。是非また来たいと強く思うお店です。
■料金
藤又定食1,650円、自家製焼豚550円、エビのマヨネーズ和え700円、ガトーショコラ&チーズケーキセット720円。しめて3,620円(税込)。ちょっとゴージャスなお昼ですが、その価値はありました。もう少し安いセットもありました。2,000円からのコース料理もあるそうです。
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■お店データ
「茶房雲海」
住所 石川県河北郡津幡町字上藤又ト9
電話 076-288-0308
定休日 土日祝のみ営業(平日は要予約です。)
営業時間 午前11時〜午後7時(H17.12.4現在)
「茶房雲海」地図
(だいたいこの辺です。これより詳しい地図はありません。)


こちらのお店は以前エムザの8階特設会場にて、「じゃんサタまつり」という催し物に出店されていて、知っていました。
一鶴のラーメンなどを頂いて満腹だった後に発見したので、ギョーザのみを頂きました。お店の案内チラシの料理内容をみて“ぜひ行きたい”と思いましたが、時間が経ってすっかり忘れていました。なにせやっぱり場所が場所だけに後回しになっておりまして…かわいさん、思い出させて頂きまして、ありがとうございます。それにしても今回は気合の入った写真ですね。写真をみれたので安心していけますヨ。
そういえばこのじゃんサタまつりにて、能登の方の古代米を初食してとても美味しくて、買いました。今でも時々炊いて頂いております。世の中いろんなお店や美味しいものがありますね。
ここのお店はおすすめですよ〜♪味もそうですが、なにしろロケーションが素晴らしい。雰囲気で食べさせるお店って結構世の中にあると思いますが、ここにはそれだけではない、何かがある気がしました。その魅力の正体については、正直皆目見当もつきませんが、明日にでもまた行きたいとじんわりと感動してしまったお店でした。あの普通のストーブが良かったのかな。
私はすぎの実ランチ、13時すぎていたのに満席に近かったです。
隠れ家チックで素敵ですね。
津幡に友人がいて、車走行中・・
なんかこの看板見たことあるんですが・・。
どこで見たか忘れた〜〜〜。
本当良いところだったと言えます。微妙にわかりにくいところにありますが、探せば見つかるところだと思いますので、BOWWOWさんもぜひ行ってみてくださいな。
すぎの実、休みの日は行ったことありませんが、人気店なんですね。平日のお昼は間違いなく、混雑してますが。。。あー、またすぎの実中毒に・・・(笑)
>雰囲気で食べさせるお店って結構世の中にあると思いますが、ここにはそれだけではない、何かがある気がしました
こういうお店は好きです。大好きです。時間の経つのを忘れてしまいそうですね。その“何か”は人それぞれ感じ方が違うでしょう。想像しただけで「ヨダレが…」ぃぇもとい、「わくわくしてきました」(^^)
もし私が飲食業をするなら、最終形はまさにココのイメージです。(料理は下手なのでありえませんが^^)
でも中華ベースってのが意外な感じです。週末の楽しみが増えました。
僕ももし飲食店をやるならこういうのがいいなと思いますが、よく考えたらこのお店はとてつもなく贅沢なお店ですね。これでこの値段だったら安すぎるぐらいですね。だけど、だからこそ余計感動するんですけど。
いやいや;;昨日はカウンターで一人でしたから
見られたらちぃとドキドキだったかも?(笑)
さすがに写真撮影辛かったですがメンチカツ1枚いっときました。
あの店はカップルも多いので単独行はお店の形態としてはちぃと勇気いる系です(爆)
でも、僕もだれか人と行ったほうが、どこででもなんとなく写真を撮りやすい気がします。
ここ・・初めて行ったとき、本当に不安でした。ナビもなく目印もほとんどなく。
冬行くとちょっと寒いのと、敷地に入る入り口が私のような運転音痴にはちょっと辛い構造だったんですよね。
でも、マジのんびーーーりできる空間でした。
といってもたくさん行っているようで実は私の外食機会は週に1〜2度程度なんです。
写真は誰かといった時の方が撮りやすいですね。
例えば麺類の場合、一人で麺を持ち上げつつ、携帯カメラの音のなる部分を押えてブレないように撮るには至難の業です。かわいさん、凄腕です。
カエデママさんも前から雲海へ行かれていたのですね。私も頑張っていこうっと。
歩道もない細い道路みたいですが、冬でも大丈夫かなあ?
僕も友だちに情報を聞きながら、なんとか探しあてたんですが、たしかに不安になりました。(-_-;)
でも、たしかに良いところでした。贅沢なところなんで、あんまり流行ってほしくないかもしれません・・・。
>しゃも☆ねぎさん
ラーメンとかの麺のアップは僕もいつも苦労しています。だもんで、イマイチなショットが多いです。枚数撮ってなんぼなところがあります。そうえば、どこかの会社が手ぶれ防止機能をつけた携帯を発売していたと記憶しています。それを使うという手もありますね。
あとは構図のみです。仕上がりをイメージしながらお皿の並ぶ配置をちょっと工夫してみたり、色のバランスを取ったりする「演出」をかけると少し良いかもしれません。
>aeiouさん
雪降ってもまだ道に積もるほどじゃないと思いますよ。山奥というほど山奥でもありませんし、普通の車なら訪問可能です。最後のお店前のアプローチが雪積もると大変かもしれませんが、それ以外は普通に運転できれば問題ないと思います。それぐらい苦労して行っても損のないお店ですよ。
雪がうっすらと樹齢300年と言われているキャラブ木に積もり、食事中は、瓦屋根から時々“ドサドサバシャ”と落雪の音。機密性の高い現代の住宅ではそんな音は聞けませんね。100年経過した建物は、風情たっぷりです。
一番感動したのはエビマヨです。かわいさんの写真のものと比べると、海老の色がもう少し赤くなくて、マヨネーズのまみれ具合がもう少し少なかったです。今まで頂いた中で一番好きなエビマヨとなりました。写真とは付き合わせの野菜が違ってレタスとカイワレでしたが、中華風のドレッシングでまとめてあります。これが最後だったのでサッパリとお口直しに出来ました。
藤又定食では揚げ豆腐、角煮と野菜ドレ、黄金焼餃子、きのこご飯が気に入りました。
私の時は角煮は自家製焼豚と選択できました。
揚げ豆腐は、片栗粉をまぶして焼いてあるのでしょうか?それがカリカリ感と香ばしさを出しています。よくある揚げ出し豆腐と違って、それに薄揚げが加わって、食感が増えて面白かったです。ネギが油あぶらしないように全体を引き締めていました。
食後のお茶はきんもくせい茶でした。香りが良く。お茶の種類は5種類くらいありましたね。
お茶卵がメニューにありましたが、売り切れで残念!
あと倶利伽羅そばを頂きました。抹茶が入っていて鮮やかな混じり気の無い幅3mmくらいの平打ち蕎麦です。他にも倶利伽羅そばを謳っているお店がありましたが、どちらも抹茶の蕎麦がウリなのでしょうか?
1月はお休みの予定だそうですから、皆さんご注意下さい。
え、一月はお休みですか!うぅ、今月中にもう一度行こうかなと思います。雪の中のお店もまた風情があって大変良さそうです。しゃも☆ねぎさんラッキーですね。桜の季節は予約しないと入れないぐらい人気らしいですよ。どこかの有名な桜の子株らしいです。
よろしくお願いします。